野生のオカメインコ
オカメインコの故郷
野生のオカメインコは、オーストラリアに生息しています。
 (オーストラリア地図)
オーストラリアの国土は、日本の約21倍、世界で6番目に広い国であり、地球の最大の島で最小の大陸です。
オーストラリアは、壮大な自然景観がとてもすばらしく、約2,000 kmに及ぶ世界最大の珊瑚礁帯のグレート・バリア・リーフ国立海洋公園と世界遺産に指定されたウルル・カタジュタ(エアーズロック・オルガ岩郡)国立公園などがあります。また、カンガルー、コアラ、カモノハシ、エミューなどのユニークな動物たちが生息することで広く知られていますね。
オーストラリアは最北部周辺が熱帯地域で、東部の沿岸側から南部の一部が温帯地域となっているほか、中心部にかけて多くが乾燥した地域となっています。この中でもオカメインコは東海岸から内陸部に向かう乾燥地帯に広く生息しています。
この乾燥地帯にはウッドランドと呼ばれる見通しの良いユーカリやアカシアの林が広がっていて、オカメインコたちは、その中の川や湖などの水辺に住んでいます。ねぐらとしては、大きな枯れた樹木(特にユーカリ)を好み、ノーマルグレーの色はそうした場所ではすばらしい保護色となっています。
また、ウッドランドの内陸をさらに入っていくと、ユーカリやアカシアの林すらない、乾燥した赤茶けた大地が広がるだけになります。このあたりは、年間の降雨量が100mmにも満たないような砂漠です。砂漠と言っても、草木が全くない不毛の荒野ではなく、オーストラリアの砂漠の大半では植物が生えていて、ユーカリの低木が生えた藪などにはオカメインコが住んでいます。こうした地域に住むオカメインコたちは、日中は強い陽射し避けて藪の中にひそみ、早朝と夕方の涼しい時間帯だけエサや水を求めて活発になります。
オカメインコはオーストラリア大陸のほぼ全土に分布していることから、ひとところにに定住しているのではなく、エサや水を求めて広範囲を移動しているようです。こうして長距離を飛ぶため、尾羽が長くなっているのですね。
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